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ジギング超入門テキスト
【ジグのカラーについて】

文:沢木好男

「ジギングを楽ちんに」をコンセプトに、沢木好男がわかりやすく解説。タックルの選択からジグのアクションまで、すぐに使えるノウハウを公開します。

ジグの色を考え始めればきりがないので、
私は銀系、金系、ブルーピンクに決めてしまった。

最後にジグのカラーついて。

ジグはフィールドごとにさまざまなヒットカラーがあり、今釣れている色はルアー船の船長に聞くのが手っ取り早い。

私の場合はオールシルバー、グリーンゴールド、ブルーピンクの三色に決めてある。理由はあまりにも種類が多すぎてきりがないからだ。お小遣いにも限度があるし…。

オールシルバー、特にリフレクション系のシルバーは、水深50m以内においては万能カラーだと思う。非常にヒット率が高く、これ一色で一日通す事も多い。

実際ブリにもヒラマサにもカンパチにも効果があり、非常に安定している。永遠の1軍4番バッターにしてエース的存在で、私のジグケースの半分はリフレクションタイプのオールシルバーとなっている。釣り場に着いて最初に使うジグもこのカラーである。

グリーンゴールドは濁りが入った時に特に良い。イエロー系も良いと思うが反射率の高い方が遠くまで良く目立つと思う。

皆さんも経験があると思うがドライブ中に霧が出た時、通常のヘッドライトでは霧に反射して全く見えないのに、フォグランプを点けると霧を突き抜けて良く見えるようになる。

ゴールド系のジグカラーは、それと同じ効果がある。つまり濁った時に、最も遠くまで目立たせることができる色なのだ。実際濁りがある時に使ってみると、その効果はてきめん、他のカラーに比べて圧勝となる。

ブルーピンクは水深50m以上、あるいは水深が浅くても曇天模様の時に効果がある。水深が深くなるごとに色は波長の長い赤から順番に奪われて行き、最も深い水深まで色を維持できるのは紫である。

色がなくなると、全て黒になる。余談だが、これは人に聞いた話。沈下する時に最も早く黒になる赤は、人間が見たら黒との区別はつかないが、魚から見たら最も見えにくい色なのだそうだ。

タイラバなどは赤のヘッドだと水中では魚にはラバー部だけが見えており、違和感を与えないのではないだろうか。実際タイラバでの赤ヘッドの威力は他の色と比べ圧倒的である。

深い水深にブルーピンクを沈めると、底付近ではブルーもピンクも見えなくなり、ジグ中印線のシルバーだけが細く光って見える。これを動かすことにより、ピンクとブルーが混ざって紫を発するのではないだろうか。このジャークごとに一瞬発する紫が、深場にいる魚を魅了するのではないかと推測している。

さて、ジギングは非常にロジカルで、システィマティックな釣りだと思う。釣れないなら釣れないなりの、釣れるなら釣れるなりの理由がちゃんと存在し、より良い釣りをするためにはそれなりに頭を使う必要がある。

今回ご紹介したテクニックやノウハウは、全て私が実践して効果のあったものだ。ただし理由付けや理論には、多分に思い込みが存在し独断もあろうことは承知している。反論をお持ちの方もおられるだろうが、そこは一つ、一個人の意見という事でご理解していただきたい。

皆さん、是非良い釣りを楽しまれてください。


                                 沢木好男